🅐医師から処方されたくすりは、通常は3~5年が使用期限です。
くすりは、必ず医師や薬剤師の指示に従って服用し、使い切るようにしてください。
もし余っても、他の人のために使用することは絶対にやめてください。
🅐飲み薬は、水で飲むと飲みやすくなっていて、水に溶けることで吸収がよくなり、効果が出やすいように作られています。
それ以外の方法で飲むと、思わぬ事故につながることもあるので注意が必要です。基本的には水で飲むようにしてください。
🅐くすりの服用時間としては、食前、食後、食間、何時間ごとなどがあります。
食前とは食事をする30分前から1時間前。食後とは食事の後30分から1時間後です。
そして食間とは食事と次の食事の間で食後の2時間後ぐらいで、空腹時を意味することもあります。
🅐食べ合わせの副作用がはっきりわかっているくすりについては、病院や薬局で医師や薬剤師からアドバイスされます。
しかしながら、食べ物とくすりの関係は、患者さんの体質や症状、年齢などによって、違いがある場合がありますので、初めてのくすりを使うときには、食べ物に注意する必要があるかどうか、確認されておくと安心です。
🅐「おくすり手帳」とは、いつどんなくすりが処方され、その服用方法や副作用を起こしたくすりなどを記録しているあなただけの手帳です。
特に複数の医療機関を受診している場合には医師や薬剤師に「おくすり手帳」を提示することで、同じ成分や同じ効果があるくすりの重複が避けられ、飲み合わせが悪いくすり(相互作用)のチェックもされ、くすりの適正使用を行うことが出来ます。
医療機関のくすりだけではなく、一般用医薬品や健康食品なども記録するようにしましょう。
🅐先発医薬品の特許期間が切れた後に、他のメーカーが発売する医薬品のことで、後発医薬品とも言います。
有効成分、効能効果、用法用量は先発医薬品と同じですがくすりの価格(薬価)が先発医薬品に比べ安くに設定されています。
ジェネリック医薬品の使用によりあなたの窓口負担金も安くなるほか、医療費を抑制することができます。
ただし、すべての医薬品にジェネリック医薬品が存在するわけではありません。かかりつけの医師や薬剤師にご相談下さい。
🅐健康食品は医薬品ではありません。あくまでも食品です。
テレビや雑誌等で、様々な健康食品に関する情報が流れていますが、中には科学的根拠に乏しい効果を派手に宣伝しているものもあります。医薬品のような効果を期待して購入しないようにしましょう。
また成分によっては医薬品との飲み合わせに注意が必要なものもありますので、薬剤師に相談しましょう。
🅐ドラッグストアのくすりはリスクに応じた陳列や情報提供が行われます。
「一般用医薬品」には第一類医薬品(特にリスクが高い)、第二類医薬品(リスクが比較的高い)、第三類医薬品(リスクが比較的低い)の3つに分類され、容器にも表示され、この分類ごとに陳列されています。
医薬品を購入するときは薬剤師、登録販売者に相談ください。